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2025.07.07
「あんなに結婚したかったのに…」急に後ろ向きになる女性の“気持ちの落差”とは?

結婚したかったのに、気づけば“進めない自分”がいた
「次に付き合う人とは結婚したい」 「年齢的にも、そろそろ本気で考えたい」 そう思って婚活を始めた女性たちが、いざ真剣交際に入ったとたん、なぜか自分の気持ちに迷いが生まれてしまう。
相手は誠実で、条件も申し分ない。 これまでの交際も楽しく、価値観のズレもほとんど感じなかった。
それなのに、「この人でいいのかな?」「決めるのが早すぎたかもしれない」と、頭の中に霧がかかるように、不安が膨らんでいく——。
それは、自分でも説明がつかない“気持ちの落差”。 結婚したい気持ちは本物だった。 けれど、いざ“現実の結婚”が目前に迫ると、心がブレーキをかけてしまう。
前向きだったのに、後ろ向きになってしまう。 その落差に戸惑い、言葉にできないまま関係を終わらせてしまう人も少なくありません。
今回は、なぜ真剣交際になった瞬間に気持ちが曇るのか、その背景にある心理と、そこからどう抜け出すかを紐解いていきます。
“あんなに結婚したかったのに…” 真剣交際になった途端、気持ちが曇る女性の本音
婚活では、仮交際までは順調に進む人が多くいます。 「この人とならうまくいきそう」「一緒にいて楽だし、誠実さも伝わってくる」 そんなふうに感じて、前向きに関係を育んでいける。
しかし、いざ真剣交際に進み、「この人と結婚を前提に向き合ってください」と言われた瞬間、多くの女性が内心で戸惑い始めるのです。
— 急に、相手からのLINEが重く感じる — 週末の予定が全て埋まっていくことに息苦しさを覚える — 両親への挨拶、住まい、家計の話…現実的な会話が始まると気が重くなる
前向きだった気持ちは消えていないはずなのに、日を追うごとに「このまま進んでいいのか?」という疑念が膨らんでいく。
それは、“覚悟が足りない”のではなく、“感情が追いついていない”状態です。 結婚という現実に向き合った瞬間、感情がブレーキをかけてしまう。これは多くの婚活女性に共通する“落差の発生点”なのです。
しかも厄介なのは、こうした気持ちの変化が「相手に言いづらい」ことです。 「急にどうしたの?」と思われたくない。
「気持ちが冷めたの?」と誤解されたくない。
その気遣いがさらに自分を追い詰め、黙ったまま不安を抱え、やがては「このまま終わらせた方が楽かもしれない」という逃げの選択に繋がってしまうのです。
「このまま結婚して後悔しない?」具体的な将来像が“恐怖”に変わる瞬間
真剣交際に入ると、相手との会話の内容が一気に現実的になります。
— どこに住むか — 結婚後の働き方や家事分担 — 子どもを持つかどうか、持つならいつか — お互いの親との距離感や介護の将来。。。
こうした話題は、結婚に向けて必要不可欠です。 でも、ここで“急に気持ちが曇る”人がいる。 なぜか。
それは、「選択することへの責任」が現実化するからです。 将来を具体化すればするほど、自分が選んだ道に対して“引き返せない”感覚が強まっていく。
たとえば、「引っ越すことになったら、今の仕事は続けられないかも」など、目の前の安心が崩れるリスクに直面した途端に不安になるのです。
さらに、「このまま決めたら後悔するかも」「もっと他に相性の良い人がいたかもしれない」と、“ありもしない可能性”が頭をよぎるようになります。
選択肢をひとつに絞るという行為は、残りの選択肢を捨てる行為でもある。
その覚悟がないまま真剣交際に入ると、「この人でいいのか?」が「この人じゃないかも」に変わり、どんどん心が後ろ向きになっていくのです。
「好き」だけでは前に進めないとき、気持ちは急降下する
交際初期は「一緒にいて楽しい」「ちゃんと向き合ってくれる」「優しい」など、感情の好意をベースに関係が進んでいきます。
でも、真剣交際に入ると、単なる「好き」だけでは判断できない問題が次々と現れます。 — 将来の安定性 — 両親との関係性 — 経済観念の違い — 生活リズムや価値観のすり合わせ
このとき、感情的なトキメキが消えたわけではなくても、「なんとなく不安」「気持ちがついていかない」という違和感が生まれます。
「この人のことは好き。でも、この人と一緒に生きていけるかはわからない」 これは、恋愛と結婚の間にある“感情の断絶”ともいえる状態です。
感情の延長線上に“結婚”があると思っていた人ほど、このギャップに戸惑いや不安を抱きやすい。
特に、恋愛経験が豊富で「気持ちで進んできた」タイプの女性ほど、 真剣交際で“感情以外の判断”が求められたときに一気に気持ちが冷えてしまうことがあります。
気持ちの温度差に、自分の方が焦ってしまう
真剣交際に入ると、多くの男性は“結婚すること”を前提に気持ちが一気に加速します。
ところが女性側は、むしろそこから“自分の気持ちを見極めたい”フェーズに入ることがある。
— 彼はもう結婚するつもりでいるのに、私はまだ迷っている — 彼の家族に会う話が出て、断りきれず曖昧にした — 気持ちが冷めたわけじゃないけど、「決められない」自分に焦る
こうした“温度差”がプレッシャーとなり、ますます気持ちが曇ってしまうのです。
本当は「少しだけ立ち止まりたい」「もう一歩踏み込む前に考えたい」だけなのに、相手にその言葉をうまく伝えられないことで、自分の中にモヤモヤが蓄積していきます。
相手が前向きであればあるほど、取り残されているような焦燥感や罪悪感を抱きやすくなる。
そしてそのまま、「もう私じゃない方がいいのかも」という思考にすり替わり、自ら関係を手放してしまう女性も少なくありません。
落差が来るのは当然。“止まる前に伝える”ができる人は結婚できる
気持ちの落差があるのは、決して悪いことではありません。 問題なのは、その違和感を「言葉にせず抱え込むこと」です。
— 「曖昧にし続けたら相手の気持ちも冷めてしまった」 — 「何も伝えられないまま、自分から断るしかなかった」 — 「“わからない”を“もう無理かも”に変えてしまった」
こうした後悔を防ぐためには、落差を感じた時点で“少し立ち止まっていいか”を相手に共有することが大切です。
「迷っている」と伝えることは、関係を壊すことではありません。
むしろ、真剣に考えている証拠です。
気持ちが下がった瞬間に“交際終了”にしてしまう人と、“相手と共有して一緒に考えようとする人”とでは、その後の未来が大きく変わります。
たとえ最終的に結婚に至らなかったとしても、「自分の気持ちと向き合って、それを相手と共有できた経験」は、次の出会いで必ず生きてきます。
結婚したかったのに、なぜか後ろ向きになる。 そんな自分を責める必要はありません。 ただ、気持ちの落差が来たときに「そのままにしない勇気」こそが、結婚への一番の近道なのです
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