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2025.04.25
お見合いは“雑談力”で決まる|沈黙が続くと交際NGに?

お見合いは「条件」より「空気感」
結婚相談所で行われるお見合いは、原則として1時間程度の時間が設けられています。
その中で「この人ともう一度会いたい」と思ってもらえるかどうか――実は、その鍵を握るのが雑談のスムーズさです。
よく「スペックが合っているかどうか」「結婚観が一致するかどうか」で判断されると思われがちですが、実際にはもっと感覚的な部分、つまり“空気感”によって交際が決まっていきます。
「条件が良くても会話が盛り上がらなかった」
「沈黙が気まずくて、早く帰りたいと思ってしまった」
「なんとなく違和感を感じた」
このような理由でお見合いを終了される方は非常に多くいます。
つまり、交際に発展するかどうかは、プロフィール内容よりも、“一緒にいて心地よいと感じられたかどうか”が重要なのです。
そして、その判断材料になるのが雑談です。
“空気が重い”お見合いは交際NGになりやすい
沈黙が続いたり、会話が弾まなかったお見合いを終えた後、相談所間でのフィードバックでは「空気が重かったようです」「緊張が解けなかったようです」といったコメントが頻出します。
ここで大切なのは、「沈黙がある=失敗」という単純な話ではなく、“その沈黙をどう乗り越えたか”が重要なのです。
沈黙を放置して気まずい空気が漂えば、その印象はダイレクトにマイナス評価に繋がります。
たとえば、以下のような状態が続くと、相手にとって「もう会いたいとは思わない」という判断材料になります。
・話題が一問一答形式で終わってしまい、深掘りされない
・リアクションが薄く、会話にリズムがない
・自分の話ばかりで、相手に質問がない
・話題が偏っており、共感を生みにくい
・長めの沈黙が複数回あり、緊張が取れないまま終了した
これらは、相手が「会話が合わなかった」と感じる直接的な原因になります。
どれだけ条件が良くても、会話が噛み合わなければ、相性が合わないと判断されやすいのです。
雑談が盛り上がらない人に共通する3つの特徴
雑談が苦手と感じる方には、いくつかの共通点があります。
これは「話が面白くない」というより、“会話のスタンス”に問題があるケースが多いです。
① 準備しすぎて会話が不自然になる
真面目な方ほど、「ちゃんと質問しなきゃ」「話を盛り上げなきゃ」と考えすぎてしまいます。
その結果、会話が不自然になり、逆にぎこちない空気が生まれてしまうのです。
プロフィールを暗記するほど読み込んでも、それに固執すると、会話の流れを無視して話題をねじ込む形になってしまい、違和感を与えます。
→正解は、「流れに沿って自然に話す」こと。話がズレても、相手が楽しそうであればそのまま続ける柔軟さが必要です。
② 自分の話ばかりしてしまう
話しやすさを求めて、自分の趣味や仕事、経験談を延々と語ってしまう方もいます。
一見盛り上がっているように見えても、実は相手は「聞いてばかりで疲れた」と感じているかもしれません。
→話したら、必ず相手に質問で返す。6:4くらいで話のキャッチボールを意識しましょう。
③ 会話の切り出しが重すぎる
いきなり将来の話や過去の恋愛経験など、深く重い話題から入ると、空気が沈みます。
相手が乗ってこなかった場合、「なんか合わないかも」という印象を持たれかねません。
→会話の導入は軽めに。「最近急に暖かくなりましたね」など、答えやすく返しやすい話題がベストです。
雑談が得意な人が意識している4つのこと
雑談がうまくいく人は、面白いネタを持っているのではなく、“空気を作るのがうまい”のです。
そのために、以下のことを自然と意識しています。
1.表情豊かに話す
笑顔や相づちなど、表情が柔らかいだけで、相手の安心感は大きく変わります。
緊張していても、微笑みながら「ちょっと緊張してます(笑)」と伝えるだけで場が和みます。
2.共感とリアクションを大切にする
「へえ!それ初めて聞きました」「それ、わかります!」など、相手の話にしっかり反応することで会話は自然に広がります。
3.自分の話に少し“相手軸”を入れる
「私も映画が好きなんですが、○○さんはどんなジャンルが好きですか?」といった具合に、相手が入りやすい“質問型の話し方”にするだけで会話の幅は大きく変わります。
4.話題が逸れても気にしない
お見合いは面接ではありません。
話が少しずれても、楽しく会話が続いていれば、それは「相性が良い」という評価に繋がります。
お見合い雑談ネタ帳|迷わないための引き出し準備
雑談が不安な方は、事前に“ネタ帳”を持っておくと安心です。
スマホにメモしておくだけでも、会話が詰まった時の助けになります。
定番ネタカテゴリ
・天気・季節:「最近すごく暖かくなりましたよね」
・食べ物:「カフェお好きなんですね。おすすめとかありますか?」
・地域:「○○エリアって素敵な場所が多いですよね」
・趣味:「映画はどんなジャンルを観ることが多いですか?」
・休日:「土日はゆっくり過ごされるタイプですか?」
プロフィールを参考にして、関連話題を1つずつ用意しておくと会話が流れやすくなります。
成婚した人は“雑談で信頼感”を作っていた
以前、30代後半の男性会員様が「雑談が苦手」と悩まれていました。
彼は話題が浮かばず、すぐに沈黙してしまうタイプでしたが、事前に5つの話題ストックと“リアクション練習”を実践。
その結果、お見合い当日は笑顔でスムーズに会話が進み、女性側から「また会いたい」と交際希望が出て、そのままご成婚となりました。
大切なのは、“話せる話題”を増やすことではなく、“安心して話せる空気”を作ること。
これは事前準備と少しの意識で、誰にでも習得できるスキルです。
お見合い成功のカギは「居心地の良さ」
プロフィールや条件で惹かれても、最終的に「この人と一緒にいたい」と思われるかどうかは、会話の居心地で決まります。
たとえ緊張していても、笑い合える瞬間があれば、十分に成功。
反対に、条件が揃っていても会話が盛り上がらなければ、交際には進みません。
お見合いで雑談を通して生まれる「安心感」や「心の通じ合い」が、将来を一緒に歩む相手かどうかを見極める、何よりの判断材料になるのです。
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