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2025.05.06
婚活で“気にすべきこと”と“気にしなくていいこと”を間違える人が結婚できない理由

「全部気にしてたら、婚活は前に進まない」──そんな風に思ったこと、ありませんか?
真面目に婚活をしている人ほど、「この言い方、まずかったかな…」「LINE返すタイミングが遅かったかも…」「笑顔がぎこちなかった気がする…」と、ひとつひとつの行動に反省しがちです。
でも、その“気にする力”が、逆に婚活を遠ざけてしまうこともあるのです。
大事なのは、「何を気にするか」を見極めること。
この記事では、婚活中の人が気にしがちなことの中で、実は“どうでもいいこと”と、逆に“気にすべきこと”を整理していきます。 自分の判断軸がブレていると感じている方に、きっとヒントになるはずです。
「気にすることが多すぎて疲れる…」婚活あるある
婚活が長引いている人の多くが、共通して抱えている疲労感。それは、「気を遣いすぎている」ことが原因です。
たとえば──
・「LINEの返信、遅かったかも」
・「あの一言、傷つけてないかな?」
・「初デートで食べ方見られてたかも」
・「次のデート、お店選び失敗したかも…」
すべてを気にしていては、自分らしく振る舞う余裕がなくなります。 そして何より、「気を遣う」ことで一時的に評価が上がったとしても、継続できなければ意味がありません。
婚活に必要なのは“完璧さ”ではなく、“継続できる自然体の関係”。
「気にしすぎる性格」は、相手からすると悪い印象ではないこともあります。
ただ、いつも反応を探るような態度や「正解を求める」ような対応が続くと、一緒にいても気が休まらないと思われてしまう危険性があります。
逆に言えば、「適度に抜けている人」のほうが交際は続きやすい傾向にあります。肩の力が抜けていて、言葉も態度も素直。婚活の成功率は、こうした“自然体を保てるか”に大きく左右されるのです。
では、次に“気にしなくていいこと”を具体的に見ていきましょう。
気にしなくていいこと|婚活で“どうでもいい”5つのこと
LINEの即レス
「すぐに返信しなきゃ嫌われるかも…」という焦り。 けれど、婚活中の多くの人は仕事をしており、返信に1〜2時間かかるのは普通です。
そもそも“即レス文化”は人によって価値観が大きく異なります。LINEがマメな人は即レスを重視するかもしれませんが、仕事が忙しい人や日常的にLINEを使わない人にはあまり意味を持ちません。
本当に見るべきは、返ってくる内容の誠実さです。短くても、気持ちがこもった返信や会話のキャッチボールを意識しているかどうか。それこそが関係を築く上での本質です。
初対面の会話が盛り上がらない
会話が盛り上がらないと「脈なし」と早合点してしまう人もいますが、初対面では沈黙があって当然。
緊張や警戒心がある状態でいきなり盛り上がることのほうが稀です。 「沈黙=ダメ」と考えるのではなく、「この人とは今後どう会話が広がっていくか」に注目する視点が必要です。
むしろ初回から盛り上がりすぎると、後で“思ったより浅かった”と感じるパターンも多いのです。
見た目の欠点探し(髪型・服のセンスなど)
髪型や服のセンスが自分の好みと違うからといって、即NGにする人は多いですが、これも気にしなくて良いことです。
見た目の印象は、時間とともに慣れていきますし、ファッションは簡単に変えられます。 問題なのは、その奥にある価値観や考え方の不一致です。
たとえば、派手な服装が苦手だと思っていたけれど、よく話してみると“ただの仕事用”だった…というようなケースもあります。
短期的な好みだけで判断するのは、大きな出会いの損失になりかねません。
プロフィールの細かい条件
年収が希望に100万円足りない。学歴が理想よりワンランク下。年齢が+2歳。
このように「理想条件」に合っていないというだけで、出会いの候補から外してしまう人は少なくありません。
ですが現実には、プロフィールで得られる情報は非常に限られています。 実際に会ってみると、書類の印象と違う「人としての魅力」があるケースが大半です。
プロフィールは“最初のきっかけ”にはなりますが、それがすべてではないのです。
デート中の細かい気遣いミス
「水を先に飲んだ」「スマホを少し見た」など、ほんの些細なことで減点を重ねてしまう人がいます。
ですが、そうした行動の裏に“悪意”がないなら、気にする必要はありません。
完璧な人はいませんし、あなた自身もどこかで同じようなことをしているかもしれません。
相手の言葉や行動の背景を想像する余裕を持つことが、婚活においては非常に重要です。
逆に、ちゃんと気にすべきこと|見落とされがちな“結婚向き”サイン
話しやすさより“話し合えるか”
結婚相手にふさわしいかどうかは、「会話の盛り上がり」より「話し合える関係か」が重要です。
たとえば意見がぶつかったとき、感情的にならずに話し合える相手かどうか。 相手の考えを聞く姿勢があるかどうか。
恋人関係ではなく、生活を共にするパートナーとしては、“対話力”が最も大切な武器になります。
「価値観が違うから合わない」とすぐに結論を出す前に、違いにどう向き合ってくれるかを見ましょう。
誠実に向き合おうとする姿勢
誠実な人は、些細なことに丁寧です。 たとえば約束を守る、連絡の間隔が空いても一言添える、あなたの話にしっかり耳を傾ける──
そうした行動は“性格の土台”であり、短期間で変わることはありません。
恋愛初期の盛り上がりよりも、落ち着いた誠実さこそ、信頼関係の礎になります。
“気にすべきこと”を見ないまま結婚するとどうなるか
婚活中、目先の安心感や条件の良さばかりを気にして「本当に気にすべきこと」を見落とすと、結婚後に後悔するリスクが高まります。
たとえば、会話が楽しくて毎回のデートが盛り上がったからという理由だけで結婚を決断した場合、その関係が“話し合える関係”ではなかったときに、生活が始まってから衝突が起こります。
お互いの価値観や生活スタイルにズレがあることに気づいたとき、話し合いで解決できる土台がないと、関係は簡単に崩れてしまいます。
また、スペックで選んだ場合も同様です。年収や外見、学歴に惹かれて結婚したものの、相手が冷淡で一緒にいて安心できない、思いやりに欠けるといった問題が浮き彫りになることも。
“気にすべきこと”を見ずに結婚すると、「あのときもっと深く見ておけば…」という後悔が残ります。婚活は“未来の生活を選ぶ活動”だという視点を、常に忘れずに持っておく必要があります。
気にすべきこと・気にしなくていいことの整理術
ここまで読んで、「結局、自分は何を基準に判断すればいいの?」と感じた方も多いかもしれません。
判断軸がブレないようにするには、次のような整理方法が役立ちます。
1.“絶対に譲れないこと”を3つ書き出す
たとえば、「金銭感覚が合う」「家族を大切にする」「感情的にならない」など。あなたにとっての“根幹の価値観”を明確にしましょう。
2.“理想だけど絶対条件ではないこと”と切り分ける
「年収○万円以上」「身長○cm以上」「LINEは即レス希望」などは、必要であれば柔軟に考えていい条件としてリスト化しましょう。
3.出会いのたびにその軸で冷静にチェック
感情や見た目に流されず、設定した3つの軸に対してどうか?を判断材料にします。
4.迷ったら“一緒にいて自分がどう感じるか”に立ち返る
何をしているときも、自分がリラックスできるか。不安や緊張ばかりなら、違和感のサインです。
このように、自分なりの判断基準を明文化しておくことで、婚活は“減点方式”ではなく“本質を見る活動”に変わっていきます。
まとめ|“気にしない力”こそ婚活成功の鍵
婚活においては、「たくさんのことを気にする人」が結婚できるのではありません。
むしろ、「気にすべきこと」と「気にしなくていいこと」の線引きができる人こそ、ブレずに自分に合う相手を見つけていけるのです。
情報があふれる今の時代、「不安」はいくらでも湧いてきます。でも、そのすべてに反応していたら、自分の軸を見失ってしまいます。
婚活に必要なのは、“削ぎ落とす思考”。
・表面的な条件を気にしすぎない
・他人の目や世間体に振り回されない
・本質的な相性や価値観を見極める
そうした目を養うことで、初めて“自分らしくいられる結婚相手”にたどり着けるのです。
あなたの婚活が、「本当に気にすべきこと」に集中できる時間になりますように。
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