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2025.10.11

振られる前に自分から終わらせてしまう人は危険|“傷つきたくない婚活”の落とし穴

「もう少し様子を見てもいいかも」と思いながらも、つい先に終了を選んでしまう。

婚活をしていると、そんな“自己防衛的な終わらせ方”をしてしまう人は意外と多い。

相手から振られて落ち込むくらいなら、自分から終わらせた方がまだマシ。そんな考えが根底にある。


もちろん、誰しも拒絶や失恋の痛みを避けたい気持ちはある。

だが、“振られる前に振る”という行動を繰り返すと、相手との関係を深めるチャンスそのものを失ってしまう。

本当は、もう一歩踏み込めば見えてくるかもしれない相手の良さや、時間をかけて築けた信頼の芽があったかもしれないのに、そこに辿り着く前に終わってしまうのだ。


婚活では、“傷つかないこと”よりも“向き合う勇気”の方がずっと重要だ。

それを理解しないままでは、たとえ何人とお見合いしても、同じ結果を繰り返してしまう。

ここからは、なぜ“先に終わらせる癖”がついてしまうのか、そしてその行動がどんな悪循環を生むのかを整理していこう。

浅い付き合いでいつも終わる

「嫌なところがあったわけじゃないけど、ピンと来なかった」「悪くはないけど、このまま進んでも意味がなさそう」――。

そう言って交際を終了する女性は少なくない。

だが、その裏側には、“深い関係になる前に終わらせたい”という心理が隠れていることが多い。


人は誰でも、新しい人間関係に踏み込む時に不安を抱く。

「もし好かれなかったら」「もし相手が離れていったら」と、まだ起きてもいない未来を恐れてしまうのだ。

すると、関係を続けるよりも“早めに終わらせる方が楽”という選択を無意識にしてしまう。


お見合いや初デートの段階では、お互いにまだ探り合いが続いている。

相手のペースに慣れるには時間が必要で、最初の印象だけで判断できるものではない。

しかし、傷つくことを避けようとする人ほど“違和感=相性が悪い”と短絡的に決めつけてしまう。

結果として、どの人とも「浅い付き合いで終わる」というパターンが繰り返される。

たとえ大きなトラブルがなくても、早々に切り上げてしまうことで、相手の人間的な深さに触れる機会を自ら手放している。

それは、悪い人を避けられているというよりも、良い人を育てるチャンスを逃しているということだ。

婚活において重要なのは“最初から完璧な相手を見つけること”ではなく、“一緒に歩んでいける人を見極めること”である。

にもかかわらず、心が少しでも不安を感じると、すぐに関係を断ってしまう。
その慎重さが、やがて自分自身を孤立させる原因になっていく。

相手に踏み込まれる前に距離を取る

“振られる前に自分から終わらせる”タイプの人は、相手が少しでも自分に興味を持ち始めると、急に警戒心を強める傾向がある。

「好かれるのは嬉しいけれど、期待に応えられないかもしれない」「もし本気で来られたら、自分も本気を出さなきゃ」と、心のどこかで重さを感じてしまう。

それが、“踏み込まれる前に距離を取る”という行動に表れる。

たとえば、相手が次のデートを提案してくれても「忙しいのでまた連絡します」と返してしまう。

LINEの返信を遅らせたり、話題を軽めに済ませたりして、自分の中で“これ以上進ませない”ラインを引く。

相手からすれば、突然距離を置かれたように感じるため、「興味を持たれていない」と判断し、結果的に関係が終わる。

しかし実際は、“嫌いになったわけではない”のに終わらせているケースが多い。

これは、恋愛経験の多少に関係なく起きる心理反応だ。

人は本能的に、自分の心を守ろうとする。

過去の経験で「信じたのに裏切られた」「期待したのに振られた」といった痛みを味わった人ほど、その防御反応が強くなる。

だからこそ、“好かれる前に逃げる”“深まる前に終わらせる”という行動を選んでしまう。


だが、相手に興味を持たれた段階こそが、関係を育てる最初のチャンスだ。

そのタイミングで距離を取ってしまうと、どんなに相性の良い相手でも進展しない。

“好かれること”を恐れているうちは、真の意味で“選ばれる恋愛”は始まらないのだ。

過去の傷を“予防”しようとする心理

「またあの時みたいに傷つくのは嫌だ」――その思いが強いほど、人は“傷つく前に終わらせよう”とする。

一見すると冷静で自分を守れているように見えるが、実際は“幸せの可能性”まで一緒に手放している。


婚活では、過去の経験が無意識の行動を左右する。

かつて真剣交際まで進んだ相手に突然振られた経験や、信じた人に裏切られた記憶があると、人は「次はそうならないように」と学習する。

しかし、それが“過剰な予防”になってしまうと、まだ何も起きていない段階で警戒心を発動させてしまう。


たとえば、相手が好意を示した瞬間に「どうせ途中で冷めるだろう」と未来を決めつけたり、相手が優しく接してくれても「本音じゃない」と疑ってしまったりする。

これは相手を見極めているようでいて、実は“過去の人”を今の相手に重ねている状態だ。


婚活で新しい関係を築くには、“ゼロから信じる勇気”が必要だ。

相手が今どう感じているかをきちんと見つめること。

そして、過去の痛みを“未来の可能性”で上書きしていくこと。

過去を防ごうとする意識が強い人ほど、実は過去の中に生き続けてしまっている。

それを断ち切るためには、「今回は違う結果になるかもしれない」と自分に言い聞かせることから始めるしかない。

“守りの婚活”では本当の関係は築けない

お見合いでの受け答えも、仮交際中のLINEも、慎重であればあるほど失敗は少ない。

だが、その“守りの姿勢”が続くと、相手からは「距離を感じる」「何を考えているのかわからない」と言われやすくなる。

恋愛も結婚も、相手と“感情を共有”することではじめて深まるものだ。


守りの婚活をしている人は、相手の話を聞く姿勢はあっても、自分の本音を出すことは苦手だ。

「嫌われたくない」「重いと思われたくない」と考えて、当たり障りのない会話に終始してしまう。

すると、相手は「話してもリアクションが薄い」「踏み込んでも反応がない」と感じ、次第に温度が下がっていく。

つまり、“自分を守る行動”が、結果的に“相手の気持ちを冷ます行動”になってしまうのだ。


人は、誰かが自分を受け入れてくれた瞬間に、心を開けるようになる。

お互いの弱さや価値観のズレを少しずつ共有していく中で、信頼が生まれていく。

だが、「嫌われたくない」という防衛意識の中では、そのステップが永遠に訪れない。

本音を見せることはリスクではなく、信頼を築く唯一の手段だ。

それを避け続けているうちは、何人と会っても「合う人がいない」という結果にしかならない。

傷つかない婚活より、後悔しない婚活を

“傷つかないようにする”ことは一見合理的に思える。

だが、婚活において本当に大切なのは、“後悔しない選択”を積み重ねることだ。


もし、迷いながらももう一度会ってみた結果、「やっぱり違う」と感じたのなら、それは前進だ。

なぜなら、自分の感情と正面から向き合い、納得して決断したからだ。

しかし、“傷つきたくないからやめた”という選択は、いつまでも心に引っかかる。

それは「もっと関われたかもしれない」「あの人はどうしているかな」と、自分の中に後悔を残す終わり方だからだ。

婚活は、結果よりも“過程でどれだけ誠実に向き合えたか”で成長が決まる。

完璧な相手を探すのではなく、「不安でも一歩進んでみる」ことを選べる人が、最終的にご縁を掴む。

“振られる前に終わらせる”行動は、確かに一瞬は心を守ってくれる。

だがその積み重ねは、長い目で見れば“自分を孤独にする防衛策”でしかない。


一度でいい。

怖くても、相手を信じてみよう。

傷つくかもしれない未来よりも、信じた先に広がる新しい可能性を見つめる方が、ずっと価値がある。

そう思えた瞬間から、婚活は初めて“守り”から“前進”へと変わっていく。

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