毎年、IBJ（日本結婚相談所連盟に加盟している結婚相談所や直営店で活動中の婚活者を繋ぐ組織）では成婚者のデータを毎年、公開しております。

今年は成婚者1万人のデータを基に2022年度版の成婚白書を作成しております。

では実際に成婚者は、IBJの活動の中でどのくらいの期間で成婚退会していくのか？

そこで今回は、成婚白書からひも解く『成婚者のお見合い回数と活動期間について』の記事を書かせて頂きます。

成婚者の活動期間は意外と短い？

よく1年成婚を目指して活動されている方は多いです。

色々な人とお会いしていく中で価値観の合う人を探すと概ね、1年くらいは必要かと思うわけです。

ただ実際は、下記データより活動期間は短く1年を切っております。

中央値においては、男性は303日、女性においては242日と短いです。

最頻値においては、4～7ヵ月が男女ともに最もボリュームゾーンとなります。

その為、成婚者は早く良い人を見つけて成婚退会をしている傾向にあります。

短い交際期間で決断している

結婚相談所の交際では、決断が大切です。

交際期間が間延びするとお相手との将来に対しての不安が増していきます。

長期交際の末、結婚を決断することが出来ずに交際終了パターンは結婚相談所あるあるです。

下のグラフの成婚者の交際日数を見ていても最頻値は「90日～119日」となっております。

つまり交際に進展したら3～4ヵ月で結婚を決断している人が多いデータとなります。

成婚者のお見合い回数は意外と少ない

結婚相談所の活動の中で多くの人と会うことを目標にしている方はいるかと思います。

多くの人と会う中でより良い人を探したい。

またより価値観が合う人を探したいという方は多いです。

ただ下記のデータより成婚者は、それほどお見合い回数自体は多くありません。

むしろ10回以内、「1～5回」「6～10回」がボリュームゾーンとなります。

成婚者は自分自身と合う人を探す活動ではなく、合うかどうかよりお相手のことを深く知ろうとする活動を行っている傾向にあります。

交際発展率が高い

お見合いから交際に発展する確率は、結婚相談所業界では30％と言われております。

ただ下記データより成婚者のお見合いから交際する確率は50％と非常に高いです。

お見合い件数も10件以内に抑えて1人1人との出会いを大切にしている為、結果が伴う傾向にあります。

成婚者の特徴として、人との共感度や協調力が高くお相手をあまり細かく審査していない方が多いです。

つまり人に対する許容力が高いので出会いを確実に進展させております。

• « 結婚相談所を乗り換えて成婚出来る人とは
• 成婚出来る人は感謝、謙虚、許容の気持ちを大切にしている »