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2025.07.08
「手応えバッチリだったのに…」お見合いで即お断りされる“男性の勘違い”とは?

「手応えアリ=成功」と思っている人ほど、交際に進めない理由
「今日のお見合い、絶対うまくいった!」
「向こうも楽しそうだったし、きっと仮交際に進めるはず」
——そう思っていたのに、返ってきた仲人からの連絡は「今回はご縁を見送らせていただきます」。
納得がいかず、「え?あんなに話盛り上がったのに…」と腑に落ちない男性は少なくありません。
けれど実は、“手応え”を感じていたのは自分だけ。
女性側は、まったく同じ時間を「疲れた」「印象が薄かった」「違和感があった」と感じていた可能性があるのです。
お見合いで即NGを出される男性には、ある“共通の勘違い”があります。
それは、自分の主観を信じすぎて、相手の表情の真意や比較対象の存在を読み取れていないこと。
この記事では、婚活男性が見落としがちな“5つのズレ”を徹底的に掘り下げていきます。
手応えを信じたあなたが、なぜ断られたのか。ここに、そのすべてがあります。
2時間も話したのに…女性は“長すぎる”お見合いにうんざりしていた
「2時間も会話が続いた=盛り上がった」という思い込みは、婚活男性に非常に多く見られます。
実際、会話が盛り上がらなければ30〜40分で終了することもあるため、「長く話せた=相性が良かった」と感じるのも無理はありません。
しかし、女性にとって“お見合いの長さ”は、必ずしもポジティブな評価に直結しません。
例えば、予定時間の1時間を大幅に超えたお見合いでは、女性が「いつ終わるのだろう」と時計を気にしていた可能性もあります。
にもかかわらず、男性が相手の空気を読まず、延々と自分の話を続けた場合、「この人、気遣いができない」「自己中心的かも」という評価に転じてしまうのです。
加えて、仮に“話が弾んでいた”としても、それが一方的な熱量だった場合、女性の側は“合わせていた”にすぎないことも。
特に「○○といえば…」「そういえばもう一つ思い出したんですけど…」と、男性の話が枝分かれして止まらない状態になると、女性は体力的にも精神的にも疲弊します。
女性から見て“会話に終わりが見えないお見合い”は、むしろ悪印象。
盛り上がったというより、「この人とはずっとこうなるのかも」と、将来の息苦しさまで感じてしまうのです。
他の仮交際男性と比較され、“普通だった”で終了
男性の多くが見落としているのが、「自分だけと比較されているわけではない」という事実です。
婚活女性の多くは、同時に複数のお見合いをこなしています。
そのため、たとえ自分が好印象を与えたつもりでも、その直後にもっと相性の良い相手に出会えば、相対的に“選ばれない立場”に転落するのです。
そして、これは「あなたが悪かった」わけではありません。
むしろ、「他の人の方が印象に残った」というだけの話です。
特に結婚相談所では、「普通にいい人」では埋もれてしまいます。
女性は真剣に“この人と一生を共にできるか”という視点で見ているため、何か一つでも光るポイントがないと選びづらいのです。
にもかかわらず、「笑ってくれてた」「うんうんと頷いてくれた」と、目の前のやり取りだけで自己評価を上げてしまうと、「なんで断られたのか分からない」という結果になります。
仮交際を希望していたのに選ばれなかったとき、その理由は“自分が何かした”のではなく、“他の誰かと比べて印象が薄かった”ということも大いにあるのです。
話しすぎたのに気づかない男|“質問されて喋っただけ”で盛り上がったと勘違い
お見合い後、「自分ばかり喋ってしまったけど、それだけ話が弾んだってことだよな」と安心する男性は多いです。
しかし、その会話の中身を冷静に振り返ってみてください。
——会話の主導権は、あなたにあったでしょうか?
——それとも、女性からの質問に答える形で“喋らされていた”だけではありませんか?
実は、女性はお見合いにおいて「話題を広げる」ことに長けています。
そのため、男性が話しやすいように質問を投げかけたり、相槌を打ったりして、会話の場を成立させようと努力します。
ところが、男性側がその誘導に気づかず、調子に乗って一方的に喋り続けてしまうと、「盛り上がった」と感じるのはあくまで本人だけ。
女性側はというと、
「ちゃんと聞いてくれない人だった」
「会話がキャッチボールにならず疲れた」
「またこの調子で一方的に話されるのかと思ったら無理かも」
——そんなふうに冷静に距離を取っていた可能性があります。
つまり、“質問されて話した”ことは、自分にとっては「自然な会話」に思えても、女性にとっては「場をもたせるための努力」に過ぎない場合があるのです。
盛り上がったと感じたその時間は、相手にとって「ただ合わせていただけの時間」かもしれません。
「笑顔=好印象」と信じたのは勘違い|女性の社交辞令に気づけなかった
お見合いが終わったあと、男性が「絶対いけた」と確信する最大の根拠は、「相手がずっと笑顔だったから」という一点に集約されることが多いです。
確かに、女性が終始ニコニコしていたり、「そうなんですね!」「わかります!」と肯定的にリアクションを取ってくれていたら、好意を持たれていると感じるのも無理はありません。
しかし、その笑顔が本心からの好意とは限らないことに、多くの男性は気づいていません。
結婚相談所におけるお見合いは、言わば“婚活の礼儀場”でもあります。
女性側も「その場を気まずくしない」「最低限のマナーは守る」という前提で臨んでおり、たとえ最初の5分で「合わないかも」と感じても、その後1時間近く、表情だけはキープし続けるのです。
つまり、女性は“心を閉ざしている時ですら”笑顔で対応できてしまいます。
特に、「共感リアクション」を多用する女性ほど要注意です。
「すごいですね」「楽しそう」「私もやってみたいと思ってたんです」
──これらは、好意から発せられているとは限らず、その場を和やかに流すためのテンプレ返答である可能性が極めて高いのです。
その一方で、男性側は「こんなにリアクションしてくれるなら、きっと気に入ってもらえた」と確信してしまいます。
実際には、女性はその最中、内心で「この人ちょっと話が長いな…」「なんか一方的だな」と思いながらも、笑顔で耐えているだけかもしれません。
この“ズレ”に気づかない限り、「手応えがあったのに断られた」パターンは何度も繰り返されます。
さらに厄介なのは、「笑顔=脈あり」と信じる男性が、そこから急激に踏み込んだ質問(たとえば、年収や家庭観など)をしてしまうケースです。
「これだけ和やかに話しているんだから、ちょっと深い話をしてもいいだろう」と思いがちですが、それは完全に自己評価と女性の温度感がズレたタイミングです。
女性にとっては「表面的に合わせていた」だけなので、心の準備もできていないうちに“結婚観や子どもの話”を出されると、「一気に冷めた」「無理になった」と拒否反応を示すケースも少なくありません。
笑顔は、あくまでその場をスムーズに進行するための潤滑油です。
その場での笑顔が、あなたへの好意とは限らない。
それを勘違いした瞬間から、評価はむしろ急降下していきます。
笑ってくれた=気に入られた、ではない。
むしろ「笑顔で終わったけど、まったく印象に残らなかった」と言われることすらあるのが、結婚相談所のお見合いなのです。
“この人とまた話したい”が生まれなければ、どれだけ盛り上がっても選ばれない
「会話が弾んだ」「たくさん笑ってくれた」「時間もあっという間だった」
——こうした手応えを感じた男性ほど、「なぜ断られたのか分からない」と混乱します。
しかし、お見合いで女性が“次に進みたいかどうか”を決める判断軸は、「楽しかったかどうか」ではありません。
「また会いたいと思えるかどうか」「もっと知りたいと思えたかどうか」**という“未来への興味”があるかが、最終的な決定ポイントになるのです。
つまり、「楽しい時間だった=好印象」とは限らないのです。
たとえば、あなたが友人と飲みに行って盛り上がったとしても、「また同じ人と二人で会いたい」とは限らないのと同じです。
その場は楽しかった。
けれど、深く知りたいとは思わなかった。そう感じたとき、女性はお断りを選びます。
そして、この“次があるかどうか”の判断は、驚くほど早い段階で決まっています。
会話のテンポ、価値観の違和感、質問への返し方、話題の選び方、リアクションの熱量……
こうした小さな要素の積み重ねのなかで、「この人とは自然体で会話できる」「気を遣わずにいられる」
「次に会ったらもっと話したい」——この感覚が生まれないと、どれだけその場が盛り上がっても、次はありません。
逆に言えば、盛り上がらなかったとしても、「もう一度ちゃんと話したら印象が変わりそう」「緊張していたみたいだから、次はリラックスしてくれそう」と思ってもらえれば、交際に進むことはあります。
問題は、“盛り上がったのに断られる人”が、この違いに気づけないまま、ずっと同じテンポ・同じ話し方・同じスタンスでお見合いを続けてしまうことです。
「毎回それなりにうまくいってると思うんだけど、なぜか先に進まない」
——もし、そう感じているなら、それは“また会いたいと思わせる会話”になっていない証拠です。
どれだけ笑顔があっても、話が弾んでも、
女性が「この人のことをもっと知りたい」と思えなければ、それはただの“その場限りのトーク”でしかないのです。
仮にあなたがその場を120点で盛り上げたとしても、女性にとって「この人とは2回目の会話が想像できない」と感じたら、その時点で終了です。
お見合いに必要なのは、1時間の盛り上がりではありません。
“次”を感じさせる余白と、関係性のスタートを切れるだけの自然さ。
それがなければ、どれだけ手応えがあっても、結果は「ご縁見送り」となるのです。
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