婚活応援ブログ
Marriage Activity Support Blog
2014.07.06
結婚相談所サービス
自治体が運営する結婚相談所と民間の結婚相談所の違い
今や少子化対策として、そして人口減少の歯止め対策として、国や自治体が少子化対策の入口でもあります「結婚」に注目しております。
では、民間の結婚相談所のお見合いと自治体等の公の機関が行うお見合いの違いはどこにあるのでしょうか。
都道府県で「婚活」を支援されている茨城県を紹介してまいります。
茨城県では「いばらぎ出会いサポートセンター」を茨城県労働者福祉協議会と共同で設立をして、結婚のお相手を探すためのお見合いやパーティーを開催しております。
会員登録は男性3,294名、女性1,289名の計3,294名が、今年4月末の登録者となっております。
会員登録ができる方は、茨城県民か茨城県の会社・事業所にお勤めの方で、自らも結婚される努力をされている方です。
入会登録料金として10,500円が必要で、会員期間は3年間です。
お相手検索はセンターに予約をされてからセンターのiPadでプロフィールをご覧になり、ご自身が選びます。
検索には時間制限があります。
お相手への申し込みは、お見合い申請をされる方がご自身のプロフィールを添えてセンターからお相手へ申し込みます。
お相手からは、7日以内にお見合いするかの返事をいただきますが、期日内に返事が無い場合はNOということになります。
センターで対応いただけるのは、お見合い申請をお相手に届け、お見合いが成立された時の調整と交際が成立されたときの連絡先のお知らせになります。
民間の結婚相談所との違いは、まずは料金が安価ということです。
行動力のある方にとっては、魅力的な価格です。
特に男性会員が多いので、行動力のある女性にとっては出会いのチャンスがあることでしょう。
ただ、気になりますのが民間の結婚相談所に比べて女性が少ないことです。
逆に男性は女性が少ないので、消極的な方はお見合い後のお付き合いに発展することが難しくなるのではないでしょうか。
民間の結婚相談所のシステムは、いつどこでもパソコンやスマートフォンでお相手検索ができますが、センターのシステムではできません。
センターでお相手検索されてから、気に入った方がいれば申し込みをセンターにご自身のプロフィールを添えてお申し込みをいたします。
民間の結婚相談所では、自宅にいてもスマートフォンなどで、システムからお申し込みができます。
もっと大きな違いがあります。
それは、婚活をフォローされるコンシェルジュやカウンセラーが居ないことです。
結婚のお相手を探すことになりますので、そう簡単にはお相手は見つかりません。
お互い理想となるお相手を考えておりますので、その方に出会うためには、専門的な助言やフォローが必要になります。
このことで成婚率も上がってまいります。
このようなサービスには、当然ですが費用が必要になります。
お相手を探す時も、お見合いに臨む時も、交際される時も、そして、結婚を考える時など、親身になって一緒に考えるのがコンシェルジュやカウンセラーです。
そのサービスを考えればお安いサービス料ではないでしょうか。
「いばらぎ出会いサポートセンター」のお見合いサービスは、公的資金や協賛金等の助成もありますので、登録などにかかる経費が抑えられておりますが、児童や高齢者などの福祉のように婚活をフォローするような体制・制度にはなっておりません。
この「婚活」を人口減少に伴う政策と考えるのか、以前の役場で行っていた結婚相談と考えて、福祉の向上としての政策と考えるのかでは、大きな違いです。
また税金の使い方も違ってまいります。
いずれにせよ、行政、自治体は「婚活」を支援するために動き出していることには変わりがありません。
このように、婚活をされている方を支援・応援する自治体も増えてきております。
自治体が婚活を支援するということは、婚活イベントや結婚相談所で活動されている方は、昔のお見合い等と違って、消極的な方が入会される所でもなく、プライドが高い方は入会されないのでは、ということでもありません。
結婚できない男性、女性は、なぜ結婚できないのと言われますが、いろいろな事情があると思います。
その中で多い理由として、周りに結婚相手となる方が、いらっしゃらないということです。
この方々は、結婚を希望しているのに出会いが無いということです。
今の時代、待っていても結婚は出来ません。
ご自身で積極的に婚活をされることです。あるいは一歩を踏み出し結婚相談所に相談することです。
特に結婚に一番近いのが、結婚を希望されている方が多く活動されています結婚相談所です。
今までとは比べものにならないほど、出会いの可能性が高くなります。
その出会いを叶えるのが「結婚相談所」ですので、是非とも活用していただきたいと思います。