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2025.07.06
無表情すぎて会話が続かない…お見合いで“リアクション薄めな男性”と打ち解けるコツ

「この人、私に興味ないのかな…?」と思った時点で、もう勝負はついている
お見合いの場で、目の前に座った男性の反応があまりに薄く、「あ、これはダメかも」と直感的に感じた経験はありませんか?
こちらが話しても表情が動かず、笑顔も乏しい。
質問しても短く答えるだけで、それ以上話を膨らませる素振りが見えない。
リアクションが返ってこないことに焦り、つい会話のテンポも不自然になる──。
けれど、ここで覚えておきたいのは、「無表情=脈なし」ではないということです。
表情が乏しく見える人の多くは、「人と話すことに慣れていない」「感情の出し方がわからない」「真面目で不器用」──
そんなタイプが多く、実際にはあなたに興味を持っている可能性も十分にあるのです。
この記事では、「無表情な男性」とのお見合いをどう乗り切り、どうやって距離を縮めていくのか。
“空気をつくる側”として女性が取るべき行動を、論理的にかつ実践的に解説していきます。
表情がないのは脈なし?本当は“感情表現が苦手”なだけかもしれない
お見合いの最中に一度も笑わない男性。
会話に対しても頷きが少なく、目線もどこか落ち着かない。
こうした反応に遭遇すると、多くの女性が思うのが「私に興味がないんだろうな」という解釈です。
けれど、実際のところ、こうした“反応が薄い男性”には大きく3つの特徴があります。
1.緊張しすぎて笑えない
2.そもそも人との会話に慣れていない
3.「お見合いの場は堅くあるべき」と思い込んでいる
このような男性は、もともとの性格として「口下手」「感情表現が乏しい」「目立ちたくない」という傾向を持っています。
つまり、「何を話せば良いのか分からない」「どういう表情をすれば良いか分からない」という状態なのです。
実際、婚活の現場では「本気度が高い男性ほどリアクションが薄い」という逆説的な現象もあります。
結婚を意識しすぎて堅くなってしまい、自然体でいられない。
また、婚活が長引いている人ほど「失敗したくない」気持ちが強く、余計に無口になってしまう。
したがって、表情の少なさだけで判断してしまうと、もったいない出会いを見逃すリスクがあるのです。
まずは雑談で空気をやわらげる。いきなりプロフィール深掘りはNG
お見合い開始直後から、真面目な話題に入りすぎてしまう女性は少なくありません。
「プロフィールに○○と書かれていましたが、今の仕事はどういう内容ですか?」
「結婚後の働き方について、どのようにお考えですか?」
といった、“正しいけれど重すぎる”質問は、場の空気を一気に硬直させます。
特に無表情な男性相手には、いきなり本題に踏み込むことでさらにリアクションを消されることがあります。
その理由はシンプルです。
まだ会話の土壌が整っていないから。
相手がリラックスしていない状態で、価値観や人生観に触れるような質問をされても、
うまく言語化できず、「誤解されるのが怖い」「変なことを言いたくない」と感じ、結果として“必要最低限の返答”にとどまります。
したがって、アイスブレイクとしてもっとも有効なのは、“雑談による空気のほぐし”です。
これは天気・移動時間・店の雰囲気・服装など、相手の内面に踏み込まずに語れる内容が最適です。
たとえば──
・「今日、電車混んでませんでしたか?」
・「このカフェ、初めてなんですけど雰囲気いいですね」
・「そのネクタイの色、すごく落ち着いてて素敵ですね」
これらは返答の内容よりも、「話しやすさ」「空気の軽さ」を感じてもらうことが重要です。
雑談で空気が和らいでから、徐々にプロフィールに書かれた内容へとつなげていく──
その順番を意識するだけで、無表情な相手も少しずつ表情筋が動き出します。
アイスブレイクは“褒め言葉”と“観察力”が鍵
「褒めるのが苦手です」「不自然になりそうで言えません」──
そう感じる人も多いかもしれませんが、実はお見合いにおける“褒め”は、ハードルの低いものほど効果的です。
無表情な男性に対しては、感情を揺さぶるような大げさな褒めよりも、
“事実ベース”で観察したものを、丁寧に言語化することがポイントです。
たとえば──
・「プロフィールの文章、すごく丁寧に書かれていて印象に残りました」
・「ネクタイが爽やかで素敵ですね」
・「○○という趣味、すごく集中力が必要そうで尊敬します」
こうした“具体的に見て気づいたこと”に言及されると、相手は「見てくれている」「興味を持たれている」と感じ、自然と警戒心がほぐれていきます。
無表情な人ほど、「どう思われているか分からない」ことに対して不安を抱えているため、
ポジティブなフィードバックは、沈黙の壁を崩す第一歩となります。
大事なのは、「反応が返ってこないからと言って、伝わっていないわけではない」ということ。
無反応でも、心の中ではその言葉をしっかり受け止めています。
話が盛り上がらないときは、共通点ではなく“共感”を狙う
「話が盛り上がらないとき、どうすればいいですか?」
この質問に対して、多くの人が「共通点を見つけることが大事」と答えます。
しかし、無表情な男性相手にはこのアプローチが必ずしも効果的とは限りません。
共通点を見つけて「私もその映画好きです」「その場所、行ったことあります!」と話しても、
相手が「だから何?」という反応で終わってしまうことはよくあります。
これは、「話を膨らませる技術がない」「相手に関心があることを表現するのが苦手」という問題があるからです。
そこで効果的なのが、“共感ベース”で反応すること。
相手が話した内容に対し、「それ、分かる気がします」「たしかにそうですよね」と、
感情に寄り添う一言を加えることで、会話の“ラリー”が成立しやすくなります。
共感は、相手の言葉を肯定する行為です。
話の内容が深くなくても、「あなたの感じ方に共鳴している」というメッセージが伝わります。
この反応が繰り返されることで、無表情だった男性も次第に「この人は話しやすい」と感じるようになります。
“理解してくれる人”という印象は、外見的なリアクションよりも強く記憶に残るのです。
リアクションが薄くても、“気まずくない空気”は作れる
多くの女性が勘違いしやすいのが、「会話が続く=リアクションが返ってくること」だという認識です。
しかし現実は、リアクションがなくても会話が成立する関係性は存在します。
むしろ、リアクションが少ない相手と会話を続けるためには、
「無理に反応を引き出そうとしない」ことが最大のポイントです。
たとえば、相手が返答しても表情が変わらないとき──
多くの女性は「つまらなかったかな」「話題を変えなきゃ」と焦りますが、
ここで切り替えたりテンションを変えると、逆に“空気の落差”が生まれて不自然になります。
無表情な男性と打ち解けるためには、こちら側が一定のトーンで場を保つ力が必要です。
リアクションがない=嫌われている、ではありません。
リアクションがなくても、あなたが話している内容に興味を持っている可能性は十分あります。
たとえば、「笑顔が返ってこないけど、真剣に聞いてくれている」
「声のトーンは変わらないけど、話題をちゃんと拾ってくれる」
そうした小さなサインに気づけると、無表情な男性とのお見合いも、苦痛ではなくなります。
そして最終的に目指すのは、「この人となら、無言の時間も気まずくない」と思ってもらうこと。
それは、婚活において最も“安心できる関係性”の第一歩です。
“盛り上がらない出会い”の中に、未来のパートナーがいるかもしれない
お見合いにおいて、「盛り上がったかどうか」「笑顔があったかどうか」にばかり意識が向くと、
“本当は相性が良い人”を、最初の数分で切り捨ててしまうことがあります。
無表情な男性は、あなたを嫌っているのではなく、「出し方がわからない」だけ。
それを見抜き、空気を整え、焦らず関係を育てていける女性こそが、
“見えないご縁”を現実のものに変えていけるのです。
笑ってくれないからといって、心を閉ざしているとは限らない。
リアクションが少ないからといって、あなたに興味がないわけではない。
“分かりにくい人”ほど、誠実で、結婚後も変わらずあなたのそばにい続けてくれる可能性がある──
そう信じて一歩踏み込むことが、婚活における「本当の会話力」です。
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